マーケット・金融THE MARKET

NY市場 米中摩擦に振り回される展開=小林正和

 8月に入って米株式市場では、米中貿易摩擦激化に端を発する景気後退懸念を背景に、市場参加者の慎重姿勢が続いている。

 8月23日に中国が米国の対中報復関税第4弾への報復関税を公表し、米国もすぐさま対抗措置を発表する事態となった。足元で米中協議の進展への期待が広がりつつあるが、いまだ落としどころは見えていない。さらに8月には米債券市場で10年債の利回りが2年債を下回り、景気後退の前兆と…

残り290文字(全文482文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月30日・5月7日合併号

崖っぷち中国14 今年は3%成長も。コロナ失政と産業高度化に失敗した習近平■柯隆17 米中スマホ競争 アップル販売24%減 ファーウェイがシェア逆転■高口康太18 習近平体制 「経済司令塔」不在の危うさ 側近は忖度と忠誠合戦に終始■斎藤尚登20 国潮熱 コスメやスマホの国産品販売増 排外主義を強め「 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事