経済・企業キャッシュレス大混乱

QRコード決済 アプリが面倒、業者も乱立 コードの統一が突破口=小山安博

    対応する決済サービスのコードを全て掲示すると、レジ周りが乱雑になる(筆者撮影)
    対応する決済サービスのコードを全て掲示すると、レジ周りが乱雑になる(筆者撮影)

     スマホ決済が広がるためには、まず常用するユーザーの確保が急務となっている。しかし、今までキャッシュレス決済を使ってこなかった人にスマホ決済を利用してもらうまでのハードルは高い。

     スマホ決済を使うためには、まずスマホにアプリをインストールしてアカウントを作り、銀行口座と接続して決済の準備を整える。そして支払う際にはアプリを起動して支払い画面を表示するか、店頭のQRコード(二次元コード)を読み込んで決済をする、と作業は多い。こうした手間をかけても使ってもらえるように各社はキャンペーンを打ち出しているのだが、現金が強い日本でスマホ決済をさらに底上げできるかは予断を許さない。

     この底上げで期待されているのが消費税の増税だ。消費の減速が危惧されており、政府は軽減税率とキャッシュレス・消費者還元事業を打ち出している。ただし、実際に店舗取材をしてみると、想像以上にこの還元事業については知られていない。そもそも知られなければ利用者も増えないため、よりいっそうの周知徹底が求められる。

    残り1375文字(全文1815文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    7月21日号

    もう働かなくても大丈夫? ベーシックインカム入門18 Q1 なぜ今、BIの議論が? コロナ禍で覆った「常識」 誰もが困窮する時代に転換 ■市川 明代21 政党に聞く 定額給付金とBI 斉藤鉄夫 公明党幹事長 「国民の理解が『一変』 BI検討が必要な時代」 玉木雄一郎 国民民主党代表 「所得制限は社会 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事

    ザ・マーケット