経済・企業キャッシュレス大混乱

基本はクレジットと電子マネー スマホ決済は「ペイペイ」で十分=山本正行

    スマホ決済はペイぺイのみという個人商店は多い
    スマホ決済はペイぺイのみという個人商店は多い

     10月からの消費税率の引き上げを契機に、キャッシュレス決済の機運が高まっている。全体的なムードは、今年に入って利用者が急に増えた「スマホ決済」優位の観がある。特に「ペイペイ」の利用者と加盟店が劇的に増えた。地方を回っても、ペイペイが目に付く。ソフトバンクグループの一員で、100億円のキャッシュバックキャンペーンを2回実施するなど、営業や運営力が高く、小売店にとっては手数料無料が魅力となっている。ペイペイの登録ユーザー数は8月に1000万人に到達した。

     だが、それ以外のスマホ決済サービスに目を転じると、NTTドコモの「d払い」など携帯キャリアが一定のユーザーが確保できているほか、「LINEペイ」が少し関心を持たれている程度だ。スマホ決済は、結局、集客キャンペーンをいつまで続けることができるかが鍵で、それを最後まで持続できる事業者が生き残る。これからキャッシュレスを受け入れようとする店舗や地方の小売店では、「ペイペイを入れるか、さもなくば、何も入…

    残り1828文字(全文2256文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    7月21日号

    もう働かなくても大丈夫? ベーシックインカム入門18 Q1 なぜ今、BIの議論が? コロナ禍で覆った「常識」 誰もが困窮する時代に転換 ■市川 明代21 政党に聞く 定額給付金とBI 斉藤鉄夫 公明党幹事長 「国民の理解が『一変』 BI検討が必要な時代」 玉木雄一郎 国民民主党代表 「所得制限は社会 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事

    ザ・マーケット