週刊エコノミスト Online書評

『3つの切り口からつかむ 図解 中国経済』 評者・田代秀敏

     中国は世界経済の最大の成長エンジンである。中国経済の変調は直ちに世界経済の変調をもたらす。

     中国の名目国内総生産(GDP)は購買力平価で換算すると2014年から米国を抜き世界最大である。

     市場為替レート換算では、中国の名目GDPは18年に米国の約65%の規模で世界2位であり、第3位の日本の約2・7倍である。

     しかし、国際通貨基金(IMF)の今年4月時点での予測では、24年までに米国の名目GDPが約5・2兆ドル(約564兆円)増加するのに対し、中国は約7・9兆ドル(約857兆円)増加する。

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