投資・運用年金の大誤解

投資額 余裕資金×「100-自分の年齢(%)」 非課税活用して外国株投資で増やす=木口愛友

    (出所)東証などのデータを基に西日本機械金属企業年金基金が加工
    (出所)東証などのデータを基に西日本機械金属企業年金基金が加工

     退職後の長い人生を楽しく過ごすには、公的年金だけでは不十分だ。そこで、老後資金を補填(ほてん)するための資産運用が重要となる。その前提として税優遇をしっかり活用することが見逃せない。その上で、10~20年間の構造変化の基盤となる成長企業に分散投資を心がけることが理想的だ。

     具体的には、投資する際に配当や売却益といった運用益が非課税となる制度利用を優先する。確定拠出年金(DC)や少額投資非課税制度(NISA)などである。税制優遇を使いながら、長期的な分散投資の実践を勧める。

     分散しながら長期投資をするには、目先の相場を気にしないことが重要だ。そのためには、リスク許容度を確定させる。具体的には、生活費などを除く投資可能資金を100として、自分の年齢を引いた数字が目安となる。

     20歳なら80%(100-20)、60歳なら40%(100-60)が株式などリスク商品への投資になる(ここでは単純化するために、リスク商品への投資を株式のみとする)。株式への投資比率をこのような割合にすると、ライフサイクルの中で年齢に見合ったリスク許容度に合致するからだ。

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