加藤結花/種市房子
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編集部から
仮想現実(VR)体験施設「ティフォニウム」(お台場のダイバーシティ東京5階)を運営するティフォンを10月22日号で取材した。CEOの深澤研さんはパリ市バルザック博物館で絵画個展を開いた経験のある画家・映像作家でもある。美術にこだわりがあるからだろう。体験したVRホラーアトラクション「コリドール」に出てくる幽霊や異形の生物も迫力があり、恐ろしくて目を閉じてしまった場所もあった。
怖かった。でも、怖いだけでなく目の前に広がる異世界に興奮もした。深澤さんいわく怖がらせるのは手段で、提供したいのは「記憶に残る魔法のような体験」だという。私の記憶にも残った。社名の由来が、シフォンケーキだというのも意外で覚えてしまった。11月下旬には渋谷パルコで拡張現実(AR)の仕掛けを施したカフェをオープンさせるというので、行ってみようかと思う。
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週刊エコノミスト
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