週刊エコノミスト Online編集後記

白鳥達哉/浜條元保

     10月15~18日に幕張メッセで開催された「シーテック2019」を取材した。目立ったのはサービス開始が目前に迫る「5G」(第5世代移動通信システム)だが、最も印象的だったのは13年以来の出展となったソニー。カメラやテレビなどの家電は一切なく、医療技術のみに絞っていた。

     VR(仮想現実)映像で手術を行う電子顕微鏡システムを体験したのだが、4Kディスプレーを利用しているためか、かなり詳細に患部を確認できる。今まで体験したVR技術は、目から入る視覚情報と自分の身体感覚の間にズレが生じ、繊細な作業には向かないと思っていた。しかし、説明員によれば「使い始めはある程度のズレはあるが、すぐに慣れて手術精度の向上につながっている」のだという。

     技術の世界はまさに日進月歩。既存技術に対する認識も常に見直さなければと痛感した。

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