週刊エコノミスト Online書評

『いのちの森づくり 宮脇昭 自伝』『<情弱>の社会学』『銀行ゼロ時代』『中村 裕 東京パラリンピックをつくった男』

     著者は世界の森林復興、植樹活動に奔走する森づくりの名人。病気がちだった少年時代、「いのち」を守ることの尊さを知った。その経験から人間の体は医療が、環境は樹々が守るのだと気づく。東京以西の海抜800メートル以下の土地には、常緑のシイ、タブ、カシ類が多く、昔の鎮守の森はそうした樹々で構成され、津波や台風から人々を守ったものだ。それらが芝生の公園などに代わった頃から森林破壊が進んだという。森の再生を願う講演録も読み応えがある。(C)

     タイトルにある「情弱」とは情報弱者のこ…

    残り737文字(全文973文字)

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