週刊エコノミスト Online小川仁志の哲学でスッキリ問題解決

残業=無能と見られないために、どうすればいいですか?/10

 Q 残業=無能と見られないために、どうすればいいですか?

 A 「根源的時間」で残業すれば、評価につながる

 働き方改革が叫ばれる中、どうしても残業しないと仕事が終わりません。「残業=無能な人」と見られない、いい方法はありませんか。

(41歳男性・銀行員)

 何か新しい制度が導入されると、それまでやってきたことが一律に悪であるかのように扱われることがあります。働き方改革も例外ではありません。残業による長時間労働が育児の妨げや、はてには過労死にまでつながっていたことは否めません。しかし、実際にそれだけの業務量があるのだから仕方ありません。

 いくら生産性を上げるといっても、限界があるでしょう。使命感のある人ほど、どうしても残業せざるを得ないのです。それを無能と切って捨てるのは、少し違うのではないかと思います。

残り1055文字(全文1409文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月9日号

EV失速の真相16 EV販売は企業ごとに明暗 利益を出せるのは3社程度■野辺継男20 高成長テスラに変調 HV好調のトヨタ株 5年ぶり時価総額逆転が視野に■遠藤功治22 最高益の真実 トヨタ、長期的に避けられない構造転換■中西孝樹25 中国市場 航続距離、コスト、充電性能 止まらない中国車の進化■湯 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事