『トヨトミの逆襲』『IOWN構想』『年金不安の正体』『農業新時代』
有料記事
『トヨトミの逆襲』 梶山三郎(覆面作家)著 小学館 1700円
世界的自動車メーカーを想起させる「トヨトミ自動車」を舞台に、創業家出身の社長や取り巻きの役員、下請けメーカーが織りなすフィクション。シリーズ前作『トヨトミの野望』は現実と重なる記述が多く、自動車・メディア内で「誰が書いたのか」と犯人捜しが行われたほどだ。本書も、社長と意見が対立する役員が傘下のトラックメーカー副社長に“飛ばされた”人事など、業界内の話題とうり二つのエピソードがちりばめられている。(F)
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週刊エコノミスト
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