活況の証しか 沖縄県産本専門取次が誕生=永江朗
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俗に「出版は東京の地場産業」と言われるほど、出版社は東京に集中している。首都圏が大消費地であることや、企業や官庁が集中していることなどがその理由だろう。だが、コンピューターとインターネットが普及し、回線にさえつながれば地球上どこにいても仕事ができる現在、地価の高い東京で本をつくり続けるのは奇妙なことでもある。
北海道から沖縄まで、東京以外にも出版社はある。その多くは地元の読者を対象にした、いわば地産地消的な本を刊行しているが、地元以外の読者にとっても興味深いものも少なくない。
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週刊エコノミスト
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