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米国経済回復1996年の再現なるか=愛宕伸康

     米国市場では、これまでと打って変わって、景気回復期待が高まっている。

     2019年は、3月下旬に景気後退の予兆とされる長短金利の逆転が発生し、夏場にかけて景気後退懸念が高まった。これを受け米連邦準備制度理事会(FRB)は7月から立て続けに3度の予防的利下げを実施。それが奏功し、住宅投資が増加に転じるとともに米国株価が息を吹き返したことでマインドが改善、クリスマス商戦の活況につながった。景気後退懸念は完全に過去の話になっている。

     市場では、この3度にわたる予防的利下げからの景気回復を、1995~96年時になぞらえて期待する向きが少なくない。当時もFRBは95年7月、12月、そして96年1月と3度の予防的利下げを実施し、96年の景気回復に導いた。

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