経済・企業

中村創一郎 Looop社長CEO 再エネで電気代「ゼロ」に

米国のベンチャーキャピタルが主催するスタートアップワールドカップの日本代表にLooopが選ばれた。左が中村社長=19年11月(ぺガサス・テック・ベンチャーズ・ジャパン提供)
米国のベンチャーキャピタルが主催するスタートアップワールドカップの日本代表にLooopが選ばれた。左が中村社長=19年11月(ぺガサス・テック・ベンチャーズ・ジャパン提供)

 持ち前のビジネスセンスで、電力業界に新風を吹き込んでいる。

(聞き手=藤枝克治・本誌編集長、構成=下桐実雅子・編集部)

 事業の中心は、家庭や事業所向けの電力の小売り事業「Looop(ループ)でんき」です。売上高約560億円のうち400億円を占めます。2016年のサービス開始以来、基本料金0円、使用した電力量に応じて料金を払うプランを打ち出し、契約件数は全国で約20万件に達しています。

 電気代を下げていくには、今のところ、発電に原料代がいらない太陽光などの再生可能エネルギーしかありません。ですが、当社の一番の悩みは、再エネから電気をあまり買えていないことです。現状では、供給する電気の90%を日本卸電力取引所(JEPX)や商社などから仕入れています。JEPXから買っている間は電気代を大幅に下げられません。

残り1144文字(全文1499文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

7月12日号

止まらないインフレ 資源ショック20 衝撃は石油危機に匹敵 「資源小国」日本の正念場 ■荒木 涼子/和田 肇24 原油の行方 2次制裁発動なら記録的高騰へ ■原田 大輔27 中国・インド “ロシアに冷淡”な資源輸入国 ■和田 肇29 戦略物資 EVや再エネの普及に必須の「銅」 ■片瀬 裕文30 天然 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事