今週のポイント 消費者物価指数(2月21日) 消費増税の影響は限定的=神戸雄堂
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2月21日に総務省は1月の消費者物価指数(CPI)を公表する。2019年10月以降のコアCPI(全国、生鮮食品を除く総合、前年比)は、消費増税直後にもかかわらず、1%を下回っている。19年のコアCPIは、エネルギー価格が低下し、増税の影響も限定的であったため、0.6%と18年の0.9%を下回った。
消費税率の引き上げによる直接的な影響を除いた消費税調整済み(幼児教育無償化の影響も調整)のコアCPIと比較すると、増税及び幼児教育無償化の影響は0.2~0.3ポイントとなっている。14年の増税では、増税の影響が2ポイント前後であったことを踏まえると、19…
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週刊エコノミスト
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