国際・政治中国発 世界不況

デフレ 上がらない家計・企業の物価=関辰一

     中国政府は2018年から投資抑制を本格化した。銀行の簿外取引やノンバンクによる融資の縮小、地方での野放図な開発プロジェクトの見直しで、与信と債務の急拡大に歯止めがかかった。

     一方で、重工業地域を中心に、景気が大きく冷え込んで物価が下落。19年1〜6月は31省・市・自治区のうち河北省や黒竜江省など10地域で、総合的な物価を示す「GDP(国内総生産)デフレーター」がマイナスに陥った。

     他方で、消費者物価指数(CPI)は、アフリカ豚コレラ(ASF)による豚肉価格の高騰で大幅に上昇。インフレを懸念する専門家もいる。

    残り866文字(全文1123文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    3月2日号

    急成長! 水素 電池 アンモニア20 参入続々、実験着々 空前の水素ブーム ■種市 房子23 水素1 水電解装置 “グリーン水素”の大量製造時代へ 世界で400超のプロジェクト ■中園 敦二24 図解で知る1 アンモニアは1兆円市場へ ■和田 肇26 図解で知る2 全固体電池が来る! ■中園 敦二2 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事