国際・政治中国発 世界不況

高齢化 社会保障負担、5年で倍増=片山ゆき

    (出所)中国財政部決算より筆者作成
    (出所)中国財政部決算より筆者作成

     昨年4月、中国政府が発表した文書が話題となった。政府は2020年に介護保険制度の全国導入を目指すとしているが、文書では「22年までに誰もが基本的な養老サービスを受けられるようにする」と、先延ばしとも受け取れる内容だったからだ。

     介護保険制度の全国導入は、習近平政権が16年6月に指示し、まず15都市のモデル地域で先行的に導入した。現時点では多くの都市でこのモデル地域を参考に導入やその検討が進められている。

     中国の介護保険制度は市が運営し、財源は各市の公的医療保険の積立金を転用しているのが現状だ。実際の運営業務は民間の保険会社に委託するケースが多い。

    残り836文字(全文1113文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    12月8日号

    もうかるEV(電気自動車)、電池、モーター14 「電動化」が業績・株価を左右 「次の勝者」探しも活発化 ■神崎 修一/桑子 かつ代/斎藤 信世16 巨人の焦り トヨタから「自動車」が消える日 ■井上 久男18 自動車部品 日本電産が台風の目に ■遠藤 功治20 図解 EV用電池「国盗り物語」 ■編集 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事