インド株 通貨安が逆風に
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2月下旬以降のインド株価の調整は、新型肺炎ショックを受けたものであろうが、同国のファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)の悪さが拍車をかけた面もあろう。一つは景気の減速。昨年10~12月期の実質国内総生産(GDP)成長率は前年比4・7%と3四半期連続の減速となった。
特に投資と輸出が悪く、製造業を中心とした企業の景況感の悪化が同国にも及んでいる…
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週刊エコノミスト
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