経済・企業がんが治る 見つかる

関連銘柄 中外、時価総額が業界トップに=編集部

(注)株価と時価総額は3月2日時点。市場の東証JQSはジャスダックスタンダード、JQGはジャスダックグロース。HDはホールディングス (出所)ブルームバーグや各社資料を基に編集部作成
(注)株価と時価総額は3月2日時点。市場の東証JQSはジャスダックスタンダード、JQGはジャスダックグロース。HDはホールディングス (出所)ブルームバーグや各社資料を基に編集部作成

詳しくはこちら

 2月19日、中外製薬の時価総額が6兆7246億円となり、1年1カ月ぶりに武田薬品工業の時価総額(6兆6285億円)を超えた。1月30日に発表した2019年通期決算で、中外製薬は売上高、営業利益とも3年連続で過去最高を達成。自社で創薬した血友病治療薬「ヘムライブラ」、肺がん治療薬「アレセンサ」が業績をけん引、提携先スイス・ロシュのがん免疫薬「テセントリク」も好調だった。

 1月31日の株価は1万1265円と上場来高値を記録した。小坂達朗社長は「成長源は、独自の新薬を世界の患者に届けるビジネスモデルだ」と話した。20年も増収増益を見込み、テセントリクは肝細胞がん、卵巣がん、腎細胞がんなどでも使えるように、国に申請をする計画だ。

残り669文字(全文992文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月30日・5月7日合併号

崖っぷち中国14 今年は3%成長も。コロナ失政と産業高度化に失敗した習近平■柯隆17 米中スマホ競争 アップル販売24%減 ファーウェイがシェア逆転■高口康太18 習近平体制 「経済司令塔」不在の危うさ 側近は忖度と忠誠合戦に終始■斎藤尚登20 国潮熱 コスメやスマホの国産品販売増 排外主義を強め「 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事