新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

マーケット・金融 THE MARKET

東京市場 ストラテジストが読む 悪材料織り込み、株価に割安感=隅谷俊夫

(出所)ブルームバーグより編集部作成
(出所)ブルームバーグより編集部作成

 新型コロナウイルスの感染拡大が実体経済に与える影響への懸念が世界的に広がり、2月の日経平均株価は大幅に下落した。3月には影響が顕著に出るとみられ、当面、その度合いを見極めるムードが継続しそうだ。

 ただ、2月の株価下落ピッチが異常に速かったうえ、企業活動やレジャーの抑制、学校の休校、東京五輪の中止観測など、実体経済に影響を引き起こす事象がほぼ出そろったことで、先々の影響をかなり織り込んだ可能性がある。

 加えて、日経平均株価は一時2万1000円を割り込み、2万700円台に待ち受ける1株当たりの純資産に迫った。純資産は会社の解散価値を表し、過去何度も株価急落時に下値の「岩盤」となった。

残り549文字(全文843文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事