長期金利 数カ月でゼロ%近辺へ=丹治倫敦
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米国債10年金利が過去最低を更新する中、日本国債10年金利もマイナス0・1%を下回った。米連邦準備制度理事会(FRB)は利下げ再開を強く示唆しており、当面はそれへ向けた期待感も高まりやすいため、金利が反転するタイミングはつかみづらい。日本の金利も、当面はこうした世界的なトレンドの影響を受けるとみられる。
一方で、中期的にみれば金利が反転上昇する可能性は残る。米国市場は1年間で1%程度の利下げを織り込んでいるが、実際には0・5%程度の利下げにとどまるとみており、織り込みに剥落の余地がある。
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