投資・運用金が上がる

2020年NY金相場予測 換金売りの終息後、再び上昇へ=池水雄一

     新型肺炎に対して楽観的すぎた株式市場は2月12日を境に下落を開始したが、それに対して金(ゴールド)は大きく上昇し、2月24日には1688ドルと2013年以来、7年ぶりの高値を付けた。株式市場の下落は止まらず、雪だるま式に下落を続けており、リーマン・ショック(08年)以来となる、流動性(現金)を得るための「ラッシュ・フォー・キャッシュ」の状態に陥っている。

     普通の危機であれば金に集まる逃避資金だが、その危機が極端なレベルまで来ると、今度は流動性のある現金を求めるために株式などの金融資産を売るという流れが起きる。NYダウは2月12日の高値2万9551ドルから2月28日には4000ドル以上も下落したため、それに合わせてほぼすべての金融資産が、現金への換金売りを浴びる状況になった。

    残り299文字(全文641文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    6月9日号

    指標で先読み 米国経済14 消費者心理は底入れ 株の「先高」示唆か ■種市 房子18 ISM指数 企業景況感を速報 製造業不況 コロナ前に顕在化 ■馬渕 治好20 企業向け貸し出し 資金繰り需要を反映 政策後押し 30%増 ■丸山 義正21 PER(株価収益率) 株の割高感示す 企業利益2割上振れ期 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事

    ザ・マーケット