何が起きるか/1 原油大暴落の先 原油安は続かない 年末70ドル反発も=柴田明夫
有料記事
世界の原油価格の指標となるニューヨークWTI価格は3月20日、一時1バレル=19.46ドルと2002年以来約18年ぶりに19ドル台を付けた。
コロナショックによる経済活動縮小でエネルギー需要の減少懸念が強まったことに加え、同6日のOPECプラス(石油輸出国機構と非OPEC協調産油国)会議でサウジアラビアとロシアが対立、協調減産が決裂したことが拍車をかけた。
この先の原油動向を予測する上では、価格を決める「需給バランス」と「地政学リスク」を見る必要がある。
残り1189文字(全文1419文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める