投資・運用コロナで急変 世界経済入門

何が起きるか/2 株式市場大混乱 “コロナ”なしでも調整は起きた 業績予想と期待のブレで…=居林通

    株式市場はコロナショックに振り回された(ニューヨーク証券取引所) (Bloomberg)
    株式市場はコロナショックに振り回された(ニューヨーク証券取引所) (Bloomberg)

    “コロナ”なしでも調整は起きた 業績予想と期待のブレで動く株価

     新型コロナウイルスによる「経済遮断」ともいうべき事態が社会全体、そして株式市場に大きな混乱を引き起こしている。投資家としては、これをどのように考えればよいのだろうか。

    金融危機の可能性低い

     まず株価は「企業の(ある程度長期の)予想される業績」によって決まるべき、というのが基本である。図1は「東証株価指数(TOPIX)構成企業の12カ月先予想1株当たり利益(EPS)」と日経平均株価の推移である。これを見ると業績予想と株価の相関がはっきり見て取れる。

     しかし、予想利益のトレンドから株価が大きく乖離(かいり)している部分もある。筆者はこれが投資家の“期待値のブレ”だと考える。つまり、過度に強気になった時には、業績のトレンドラインから上に株価が乖離し、逆に弱気になった時には下に離れていく結果となる。

    残り1684文字(全文2065文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    3月9日号

    最強の米国株&経済16 ダウ3万8000ドルの声も 「買い参戦」する日本の個人 ■市川 明代/白鳥 達哉18 米国株 注目の30銘柄 宇宙旅行やアフリカ版「アマゾン」 ■岡元 兵八郎21 まだある注目銘柄 身近なアップル、ディズニー 国策のテスラやネクステラ ■佐藤 一樹25 ネット証券で買う 定額 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事