法務・税務コロナ不況 残る会計士 消える税理士

増える女性会計士の監査役 新鮮だった「経営者の視点」=渡辺美保

     2019年に新規上場した90社のうち、女性会計士が監査役に就任する企業は8社と、16年から倍増した。転身の動機は何か。2人の会計士に話を聞いた。

    (聞き手=浜田健太郎/岡田英・編集部)

     2006年に公認会計士試験に合格、翌年、あずさ監査法人に入所し、10年あまり在籍した。その間、2人の子どもを出産して育てながら、顧客企業での現場の責任者になるマネジャーの立場で会計監査の仕事にまい進していた。

     職場環境にも恵まれていたし、社会的な意義も高くやりがいを感じていた。しかし、担当企業の監査報告書に署名するパートナー(監査法人の共同経営者)に昇進する道筋が見えてきた時に、キャリアに悩むようになった。監査法人による監査は、あくまでも外部監査。第三者の立場で監査して、企業が作成する財務情報を保証する仕事だが、自分ごととして関わることができないことに違和感を覚えるようになった。

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