法務・税務コロナ不況 残る会計士 消える税理士

増える女性会計士の監査役 子育てと昇進に悩み、「第3の道」=篠木良枝

     2019年に新規上場した90社のうち、女性会計士が監査役に就任する企業は8社と、16年から倍増した。転身の動機は何か。2人の会計士に話を聞いた。

    (聞き手=浜田健太郎/岡田英・編集部)

     大学卒業後に地元の市役所に入ったが、一念発起して公認会計士に挑戦しようと考え成就した。13年半所属した新日本監査法人では、約11年間、顧客企業の会計監査を行う業務に従事し、残りの期間を国内外の会計制度の情報収集など監査業務を支援する「ナレッジ本部」という部署で勤務した。

     出産は10年前。勤務時間短縮など育児に関する制度が整っていたし、育児休暇後に監査業務に復職しても上司や同僚に配慮してもらった。それでも4月か5月に集中する会計監査の繁忙期になると子育てとの両立は大変だった。夫も私も関西出身で、繁忙期にはそれぞれの両親に東京へ来てもらい育児で助けてもらった。残業時間は多い月で100時間に達したが、同僚に比べると少ない方だった。

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