新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

投資・運用 コロナ相場に勝つ日本株

業種別 強い銘柄・弱い銘柄 (7)鉄鋼・非鉄 東鉄など電炉に好機 高炉3社は逆風続く=編集部

(注)HDはホールディングス。年初来株価騰落率、PBRは4月3日現在 (出所)編集部作成
(注)HDはホールディングス。年初来株価騰落率、PBRは4月3日現在 (出所)編集部作成

 鉄鋼株は景気に敏感で中国の動向にも左右されやすい。コロナショックで大口需要家となる自動車の生産台数が急失速していることも嫌気され、株価純資産倍率(PBR)で1倍を割る銘柄が続出している。

 鉄鋼株で、投資妙味があるのが電気炉メーカー最大手の東京製鉄だ。電炉は鉄スクラップを溶かし、建材となる鋼材を主に生産する。自動車減産の影響は受けにくい。

 コロナショックへの緊急経済対策で公共事業が増えれば、東鉄のような電炉メーカーが最も恩恵を受ける。今でこそ建設案件は低調だが、電炉が原料として購入する鉄スクラップも値下がりし、マージンは悪化しにくい。

残り926文字(全文1196文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事