業種別 強い銘柄・弱い銘柄 (7)鉄鋼・非鉄 東鉄など電炉に好機 高炉3社は逆風続く=編集部
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鉄鋼株は景気に敏感で中国の動向にも左右されやすい。コロナショックで大口需要家となる自動車の生産台数が急失速していることも嫌気され、株価純資産倍率(PBR)で1倍を割る銘柄が続出している。
鉄鋼株で、投資妙味があるのが電気炉メーカー最大手の東京製鉄だ。電炉は鉄スクラップを溶かし、建材となる鋼材を主に生産する。自動車減産の影響は受けにくい。
コロナショックへの緊急経済対策で公共事業が増えれば、東鉄のような電炉メーカーが最も恩恵を受ける。今でこそ建設案件は低調だが、電炉が原料として購入する鉄スクラップも値下がりし、マージンは悪化しにくい。
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週刊エコノミスト
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