新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

経済・企業 パチンコ

受動喫煙防止の施行で厳しさ増すパチンコ業界=佐々木城夛

喫煙者にとって“聖域”でもあった……
喫煙者にとって“聖域”でもあった……

 受動喫煙防止を目的とした改正健康増進法が4月1日に全面施行され、多数の人が利用する施設では原則、屋内は禁煙となる。さまざまな業界に影響が及ぶが、中でも影響が大きそうなのがパチンコ・パチスロ店だ。もともとパチンコ・パチスロ人口の減少などで厳しい環境にあったところ、喫煙しながら楽しむことができなくなることで、さらなるパチンコ・パチスロ離れに追い打ちをかける可能性がある。

 2018年7月に成立した改正健康増進法は、学校や病院、行政機関の庁舎などは敷地内禁煙とし、工場やホテル、飲食店などその他の施設は原則屋内禁煙とした。飲食店には個人や中小企業が経営する客室面積100平方メートル以下の小規模店舗に禁煙化免除の例外規定があるが、パチンコ・パチスロ店にはそうした例外がなく、加熱式たばこを含めてホール内が原則禁煙になる。

残り2190文字(全文2550文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事