混迷経済1 中国V字復活 アリババスーパーに客殺到 「新インフラ」狙う習近平=酒井昭治
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中国国内で、新型コロナウイルスの感染拡大がピークアウトして以降、人工呼吸器やマスクを世界各国に寄贈し、存在感を見せつけてきた中国ネット通販最大手アリババ。そのアリババが手がけるリアル店舗「フーマー」が連日にぎわいを見せている。
上海市内の店舗では、野菜売り場は商品の鮮度を見極める客でごった返し、魚売り場では特売品に行列ができる。街中の自動車や通行人の量も増えている。厳戒態勢を乗り越えた人々は、日常生活を徐々に取り戻しているようだ。
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