経済・企業 大予測 コロナ経済&マーケット

図解コロナショック1 世界で国債破綻リスク急拡大=編集部

 編集部は、「ソブリン債」(各国政府・行政機関が発行・保証する国債をはじめとした債券)の信用リスクに対して「保険」の役割を果たすデリバティブ(金融派生商品)契約である「クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)」のスプレッド(保証料率)が、(1)新型コロナウイルス感染拡大前の2019年末から、(2)今年4月17日まで──にどう変化したかを世界89カ国について調べた。

 ソブリンCDSスプレッドの値が高いほど、国債の破綻リスクが大きいが、今回調べたのはスプレッド自体の値でなく、(1)と(2)の2時点間の「上昇度」。これが大きいほど、ウイルス禍の拡大後に、破綻の危険度がより大きく上昇していると言える。

残り227文字(全文528文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

5月14日・21日合併号

ストップ!人口半減16 「自立持続可能」は全国65自治体 個性伸ばす「開成町」「忍野村」■荒木涼子/村田晋一郎19 地方の活路 カギは「多極集住」と高品質観光業 「よそ者・若者・ばか者」を生かせ■冨山和彦20 「人口減」のウソを斬る 地方消失の真因は若年女性の流出■天野馨南子25 労働力不足 203 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事