REIT 株式以上の割安水準 Jリートは絶好の買い場=関大介
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「リーマン・ショックを超える暴落」
3月中旬のJリート(日本版不動産投資信託)価格の下落は、この言葉で言い表せそうだ。Jリート価格の代表的な指数である東証REIT指数は、2月20日の年初来高値2250ポイントから僅か1カ月後の3月19日に1145ポイントまで下落した。リーマン・ショックがあった2008年の高値は年初1月4日の1815ポイントであり、半値水準である900ポイントを割り込んだのは10カ月以上経過した10月8日だった。
サブプライムローンという不動産関連の金融商品が要因となったことなど、リーマン・ショック時は、Jリート価格が急落する要因がそろっていた。今回の下落はリーマン・ショック時を超え、01年9月にスタートしたJリート市場では前例のない状況が投資家を襲った形となった。
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週刊エコノミスト
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