金 日柄調整の局面に=鈴木直美
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金はドル流動性が逼迫(ひっぱく)した3月に売り込まれたが、その後急反発し、4月には2012年以来の高値を付けた。当時3度にわたり阻まれた1トロイオンス=1800ドルの壁が迫り、突破すれば新高値更新も視野に入る状況だった。だがその機運はいったん後退した。
4月の上昇は逃避資金の流入に加え、スイスの製錬所停止や物流の混乱も影響した。米国では先物決済用の金地金が不足…
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週刊エコノミスト
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