長期金利 大幅上昇見込みにくい=丹治倫敦
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政府の大規模経済対策を受け、7月以降の国債の市中発行額は利付債だけで3兆円以上増額される。これほどの大量増発にもかかわらず、日本10年国債利回りはゼロ近辺での推移が続いており、増発による需給の悪化を織り込む動きは見られない。
背景には、日銀の買い入れオペの増額により増発分の多くが相殺されるとの期待がある。日銀が4月に国債の「さらに積極的な買い入れを…
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週刊エコノミスト
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