政党に聞く定額給付金とBI 国民民主 玉木代表 所得制限は社会分断 「基礎的所得」不可欠に
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一律10万円の特別定額給付金やベーシックインカムをどう評価しているのか。主要政党に聞いた。
(聞き手=編集部)
国民民主党 玉木雄一郎代表
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、3月上旬から一律10万円の定額給付金を提案した。所得制限のある給付金の制度はいくつもあるが、例えば「300万円以下は受けられて、それを1円でも超えると受けられない」というのでは、社会の分断を生んでしまう。
国民民主党は基本政策で、給付付き税額控除など基礎的所得を保障する「日本版ベーシックインカム(BI)構想」を提唱している。今後、AI(人工知能)時代に突入し、今まで当たり前にあった職業がなくなるようなことが起こり得る。最低限の尊厳ある暮らしを支える基礎的所得が必要不可欠になると考えている。
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週刊エコノミスト
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