アパレルの明暗を分けたコロナ 実店舗から「ライブコマース」へ=岩下祐一
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新型コロナウイルスの感染拡大は、ネット通販の台頭と実店舗の苦戦という、中国アパレル市場の従来の傾向に拍車をかけた。実店舗の売り上げは、今後もコロナ前の水準に戻りそうもない。ネット活用の巧拙が、ブランド各社の成否を握る。
中国の各都市は、日常を取り戻しつつある。これまで感染者を出したことがない地方都市からはマスク姿が消えた。上海や深圳などの大都市では、多くがマスクこそ着用しているものの、週末は若者を中心に以前のようにショッピングや食事を楽しむ姿が見られるようになった。
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週刊エコノミスト
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