経済・企業コロナ株高の終わり

日銀の買い支え 日本市場の“最大株主”へ 「保有率10%」以上は64社=井出真吾

    (Bloomberg)
    (Bloomberg)

     日本銀行の上場投資信託(ETF)買い入れ額が累計33兆円を超えた。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて買い入れペースを加速したこともあり、今年9月にも年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)を時価ベースで抜き、世界最大の日本株保有機関となる公算が大きい。

     日銀がETFの買い入れを始めたのは2010年12月。白川方明総裁(当時)の下、包括的金融緩和策の一つとして導入した。当初は年間0・45兆円が買い入れ額のめどだったが、13年4月に黒田東彦総裁体制で「異次元緩和」がスタートすると年間1兆円に増額。その後も3兆円(14年10月)、6兆円(16年7月)と増やした。今年3月、コロナ禍で日経平均株価が一時1万6000円台に下落すると、「当面は」という条件付きながら年間上限12兆円に倍増すると決定。株価のV字回復後も、大規模な買い入れは続いている。

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