今週のポイント 7月の景気ウオッチャー調査(8月11日) コロナ感染再拡大の影響に注目=上野剛志
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8月11日に7月の景気ウオッチャー調査が公表される。同調査は、タクシー運転手やコンビニの店員など景気の動向を敏感に感じ取れる人たちに「景気の現状や先行きをどうみているか」を調査しており、速報性が高い。
景気の現状判断DI(季節調整値)は米中貿易摩擦や消費税率引き上げなどを受けて、昨年の時点で「横ばい」を意味する50の節目を下回っていたが、今年に入ってからは新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済活動の停滞によって急落し、4月には7.9と過去最低を記録した。一方、その後は経済活動の再開を受けて順…
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週刊エコノミスト
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