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マーケット・金融 2020年後半 日本・世界経済大展望

マーケット予想 中国株 3要因で12月末に3800ポイント=何紅雲

 中国株は6月末から7月上旬に8連騰となり、上海総合指数は2018年1月以来の高値となった。中国金融当局は金融機関から株式市場への資金流入を戒め、現在は過熱感が一段落しているが、再び上昇すると考える。

 まず第一に、中国経済は世界でもっとも早く新型コロナウイルスによる経済ショックから脱出し、国内総生産(GDP)は第2四半期に前年同期比3・2%増と、第1四半期のマイナス6・8%から急回復。鉱工業生産は2月のマイナス13・5%から6月には4・8%増に改善した。

 第二は金融緩和による潤沢な流動性の供給だ。各種の企業支援、特別国債の発行、預金準備率の引き下げや金利低下の誘導などで資金供給を拡大させている。

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