新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

マーケット・金融 2020年後半 日本・世界経済大展望

マーケット予想 ドル・円 来年3月に1ドル=100円割れ=宇野大介

 円、ドル、ユーロの主要3通貨の強弱関係は、日本の解散総選挙への警戒はあるものの、決定的なダメージの少ない円が消去法的に、まずは対ドルで、やがては対ユーロで買われるという展開を予想する。

 ポイントは、日本でコロナ禍の第2波、第3波が訪れた場合に、3月に起きたようなリスク回避のための金融資産の現金化、ドル需要の膨らみをもたらすと見るか否かである。結論は「2匹目のドジョウはいない」である。

 期待薄ながらも米国や欧州の経済がコロナ前に戻ると見ていた向きが敗退することに伴うドル買いの投げ、今年年末からのユーロ買いの投げが見通しの基本線だ。世界1位の規模を誇る米経済だが、それに比例するように世界のコロナ感染者数でもトップとなっており、米国民は景気後退をトランプ政権のコロナ対応失策の結果として認識しよう。

残り289文字(全文640文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事