マーケット・金融2020年後半 日本・世界経済大展望

マーケット予想 金と銀 金は年内2000ドルへ 銀、太陽光需要で注目=吉田哲

     国際的な金価格の指標であるドル建ての金先物価格が、7月27日、1トロイオンス当たり1940ドル台に達し、約9年ぶりに過去最高値を更新した。米金融大手は28日、1年以内の価格見通しを2300ドルに引き上げた。

     新型コロナショック後の3月下旬に、欧米が経済を立て直すべく、大規模な金融緩和を始めた((1)代替通貨の側面で金需要増加要因)。そして、金融緩和が経済の回復期待を膨張させたことで、実態を反映していると言い難い株高が発生。株式市場は上昇すればするほど、かえって不安が強まる事態となった((2)代替資産の側面で金需要増加要因)。

     また新型コロナが瞬く間に世界中いたるところに拡大し、中国を除く新興国で第1波が続き、いったん感染拡大が鈍化したとみられた先進国では第2波が起きつつある((3)有事のムードをきっかけとした資金の逃避先の側面で金需要増加要因)。

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