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週刊エコノミスト Online 闘論席

池谷裕二の闘論席

撮影 武市公孝
撮影 武市公孝

 ニューノーマルという言葉をよく聞く。新型コロナウイルスの感染拡大をうけて、新しい生活スタイルや労働環境を余儀なくされている中で、この現状が一過的なものでなく、むしろ今後のスタンダードになる──。そんな意味だ。

 環境の変化は必ずストレスを伴う。外出自粛の生活になったとき、世界中が環境変化を強いられ、強烈なストレスに苛(さいな)まれた。あれから5カ月がたち、この現状を新しい「当たり前」として受容する準備も整ってきただろうか。

 そもそも私たち人間が、新しい習慣に慣れるのにどのくらいかかるのか。ロンドン大学の公衆衛生学者であるラリー博士らが発表した調査データを紹介しよう。「朝食後に腹筋50回をする」「昼食と一緒に果物を食べる」「夕食前に15分間ランニングをする」など、新しい生活ルールを導入し、こうした行動が日常のなかで自然と行うことができるようになる(つまり習慣化する)までの日数を計測した。

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