マレーシア コロナでゴム手袋大手が躍進=久保亮子
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コロナ禍による需要増を追い風に、マレーシアのゴム手袋メーカー大手の時価総額が急上昇している。マレーシア証券取引所(ブルサ・マレーシア)1部の時価総額ランキングで、7月半ばにトップ・グローブ・コーポレーションが3位に浮上したかと思うと、同月下旬には国内大手ハルタレガ・ホールディングスが、トップ・グローブを2位に押し上げる形で3位に躍り出た。
マレーシアは、世界のゴム手袋の5組に3組を供給している一大生産国。新型コロナウイルスの拡大を受け、世界から発注が舞い込んでいる状況だ。トップ・グローブとハルタレガの株価は年初来、7月末時点でそれぞれ5・5倍、3・6倍に高騰している。
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