国際・政治ワールドウオッチ

サウジアラビア 「女性の運転」 アートに見る解放感=香山和嗣

解禁から2年、女性が運転する姿がようやく日常的なものに (Bloomberg)
解禁から2年、女性が運転する姿がようやく日常的なものに (Bloomberg)

 2018年6月にサウジアラビアで女性の運転が解禁されてから2年が経過したのを記念して、当地の美術館イスラのウェブサイトで「女性の運転」をテーマにした女性アーティスト6人の過去の作品を振り返る企画が催されている。

 運転の解禁前に制作されたシクナ・ハッサンさんの作品では、王冠をかぶった女性が車を胸に抱き抱擁する姿が描かれている。他のアーティストの作品も含め、解禁前の絵は世界から取り残されたサウジ人女性の鬱…

残り306文字(全文509文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月30日・5月7日合併号

崖っぷち中国14 今年は3%成長も。コロナ失政と産業高度化に失敗した習近平■柯隆17 米中スマホ競争 アップル販売24%減 ファーウェイがシェア逆転■高口康太18 習近平体制 「経済司令塔」不在の危うさ 側近は忖度と忠誠合戦に終始■斎藤尚登20 国潮熱 コスメやスマホの国産品販売増 排外主義を強め「 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事