NY市場 バブルの心配は不要=堀古英司
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新型コロナウイルス感染の終息が見通せず、景気や雇用への懸念も根強い中、米主要大型株で構成されるS&P500指数やナスダック総合指数は過去最高値を更新した。株価収益率(PER)がITバブル期を上回ったことを理由に、相場の過熱感やバブルを指摘する声も少なくないが、当時6%以上あった長期金利の水準が、今では実質ゼロまで低下していることを忘れてはいけない。
また、相場をけん引している時価総額上位はすべてハイテク銘柄だ。これまでインターネットに全く縁のなかった高齢者や子供などの需要を一気に取り込み、ハイテク各社の業績は絶好調だ。大手ディスカウントストアやファストフードなどのビジネスにとっても追い風となっている。
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週刊エコノミスト
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