新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

マーケット・金融 THE MARKET

ドル・円 円安進行は限定的=高島修

 安倍晋三首相の辞任表明で、日本の政治環境は一気に流動化した。ドル・円相場でドル高は頭打ちになったが、目立って下落したわけでもない。安倍首相の後継に有力視されている菅義偉官房長官が、アベノミクスの継承を早々に表明したことも一つだが、グローバルな投資環境がドル・円にとってどっちつかずの状態であることの影響がより大きかろう。

 つまり、この数カ月、世界的に米国株高に象徴されるリスクオン的な市場環境の下、対ユーロなどで米ドル安が進行しているが、リスクオン環境が円安圧力も加えているため、ドルの下落が妨げられてきた。

残り173文字(全文428文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事