国際教養大 「全員留学」の方針は変えない=熊谷嘉隆
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国際教養大では、卒業までに1年間の海外留学を義務づけている。今年1〜2月に留学先へ飛び立った学生は、一部を除いてほとんどが帰国し、オンラインで留学先の授業を履修している。逆に、本来短期留学で来日するはずだった22人の外国人学生が、海外からオンラインで本学の授業を受けている。
秋学期も学生の派遣は中止する。帰国している学生たちは、オンラインで履修を続けるか、来年以降の留学のチャンスを待つか、選択を迫られる。学生の多くは、留学を目指して本学を選んでおり、ショックは相当のものだろう。だが、コロナによって世界中の学生が同じ状況下に置かれている。その中で、できないことをあげつらい、愚痴を言いながら過ごすのか、今何ができるのかを友達と議論しながら過ごすの…
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週刊エコノミスト
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