藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」エストニア首都タリン「24年ぶり再訪」の浦島太郎感
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バルト3国編(1)
欧州の東北の隅に並ぶバルト3国。森に覆われた中に、美しい小さな街並みが点在する、牧歌的なイメージを持つ方も多いのではないか。実際にその通りで、3国それぞれの首都の旧市街は美しく残り、すべて世界遺産に登録されている。だがそれぞれの違いや存在の経緯は、あまり知られていない。各国を2回ずつ訪れた記憶をたどりつつ、いかなる人たちがいかに住んでいるのかを描いてみよう。
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