今週のポイント 中国GDP(10月19日) 7~9月期成長率は5%前後か=三尾幸吉郎
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中国では10月19日、国家統計局が2020年7〜9月期の国内総生産(GDP)を発表する。4〜6月期成長率は前年同期比3.2%増だった。新型コロナウイルス禍で経済活動を緊急停止した1〜3月期には同6.8%減とマイナスに落ち込んだが、4〜6月期には早くもプラス成長に戻った。今回の7〜9月期はさらに成長率が高まるとの見方が支配的だ。
既に発表された景気指標を確認しておくと、鉱工業生産は7〜8月平均で前年同期比5.2%増と4〜6月(同4.4%増)を0.8ポイント上回っている。他方、新型コロナ禍の打撃が長引き4〜6月もマイナス(同0.4%減)から抜け出せなかったサービス業生産を見ても、7〜8月平均で同3.8%増とプラス転換した。そして、GDPに占める鉱工業・サービス比率を勘案して推計すると、7〜8月の成長率は4.7%前後となる。
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週刊エコノミスト
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