新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

教養・歴史 大学

坂東真理子 昭和女子大学理事長 「企業と消費者をパートナーに」

 昭和女子大学は、2021年4月に社会人を対象に消費者志向経営について学べる大学院を全国で初めて開設する。企業経営のなかで消費者をどう位置づけるか、いかにコミュニケーションし「共創」していくか。公共政策論やリスク・マネジメント、マーケティング戦略など幅広い角度から学び、企業・組織内で企画立案や事業戦略を担うリーダーシップ人材を育成したい。

「消費者志向経営」という言葉は、まだ市民権を得ているとは言えない。一昔前は、事業者と消費者が対立するという考え方があった。苦情・クレームに対応することが消費者と向き合うことだ、という側面が強かった。しかし、苦情とはその企業にとって解決すべき課題だ。その声に隠れている課題を見つけ、ビジネスに生かすこと。その背景に何があるのか、想像力も必要だ。事業者と消費者は対立する存在ではなく、パートナーシップで結…

残り101文字(全文471文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事