リート 上昇余地は大きい=関大介
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2020年のJリート(日本版不動産投資信託)価格は前年とは異なる動きとなった。コロナ禍が、収益源である不動産賃貸にマイナスの影響を与えているためだ。Jリートの値動きを示す東証REIT指数は、コロナ禍が投資市場に影響を与える前の2月には2250ポイントとリーマン・ショック後の高値水準まで上昇していたが、3月の暴落を経て、回復してはいるものの1700ポイント程度で推移し続けている。
停滞の要因として、株式市場が高値更新を続けていることが挙げられる。世界各国の異次元金融緩和で投資市場は完全にリスクオンの状態になっている。
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週刊エコノミスト
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