主要20社「景気・相場」アンケート 2021年は財政・金融頼みの低成長=編集部
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足元の新型コロナウイルス再拡大で、2020年末から21年春ごろまで消費を中心に経済活動が停滞、それを財政・金融政策が下支えしつつ、ワクチン開発・普及の期待から21年後半に景気回復を見込む──。
主要シンクタンク20社の21年経済見通しを総括するとこうなる。20年のマイナス成長からプラス成長にはなるものの、「21年は20年の大幅な落ち込みの反動で潜在成長率を明確に上回る成長となるが、急激な落ち込みの後としては回復ペースは鈍い」(ニッセイ基礎研究所)と慎重な見方が少なくない(表1・2)。20年・21年の景気・相場予想をみてみよう。
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週刊エコノミスト
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